ガス栓の先に障害物のある時は、L型ソケット(ガスコードの場合はL型またはSL兼用型(自在型))を使用してください。
ガス接続具(ガスコード・ガス用ゴム管)に無理な力がかかると接続が不完全になったり、ガス接続具(ガスコード・ガス用ゴム管)にひびが入ったりしてガスもれの原因となります。
一度接続すると安心してしまいがちなガス栓・ガス接続具。
接続できていそうに見えてゆるみがあったり、ゴム管が時間とともに劣化していることもあります。
ガス機器と合わせて、正しくお使いいただけているか今一度確認してみませんか?
ガス栓とガス機器の接続は適正なガス接続具をご使用ください。
接続部に傷がついたり異物が付着するとガスもれの原因となりますので、清潔にしてお使いください。
古いガス栓は安全な新しいガス栓(ヒューズガス栓・ガスコンセント)にお取り替えください。
ヒューズガス栓・ガスコンセントは、万一ガス用ゴム管がはずれた場合に、ガスを遮断してガスもれを防止します。
※ガスコンセントはソケット(迅速継手)の着脱により栓の開閉を行うつまみのないガス栓です。
ガス栓を開く時は、ガス栓からガス接続具(ガスコード・ガス用ゴム管)、ガス機器まで、正しく接続されていることを確認してください。
二口ガス栓で、ガス機器に接続されていない方のガス栓を開けた事による火災事故が発生しています。
ガス機器と接続され、かつ、ガス機器のつまみが「止」になっていることを確認の上、ガス栓のつまみを全開にしてください。
つまみを中途半端に開けて使用すると安全装置が正常に働かない場合があります。
使用していないガス栓のつまみにはガス栓カバーや誤操作防止キャップを取り付けるようにしてください。
また、使用していないガス栓の出口には必ずガス栓キャップをかぶせてください。(ガス栓キャップはガス栓についています。)
ガス栓に物をぶつけたりして、接続部に傷がついたり異物が付着すると、次に使用する際にガスもれの原因となります。
※ガス用ゴム管は、都市ガス用はソフトコード、LPガス用はオレンジゴム管とも呼ばれています。
ガス用ゴム管は赤い線までキッチリ差し込んでください。
ガス用ゴム管は必ずゴム管止めで抜け止めをしてください。
接続する前にソケットとプラグにゴミなどが付着していないかを確認してください。
ゴミなどをかみこみますと、ガスもれ、火災等の原因となりますのでご使用前には必ずご確認ください。
ソケットは、カチッと音がするのを確認すると共にゴム管を軽く引っ張り外れないことを確認してください。
また、台所などのお掃除の時に誤ってソケットに接触して外れたのに気づかず、ガスが漏れ火災となる事故が発生しています。
下のイラストのような場合、ゴム管用ソケットが外れています。接続部を確認しきちんと接続してください。
外れている場合
きちんと接続されている場合
外れている場合
きちんと接続されている場合
以下のようなケースでは、ソケットが外れても、ガス用ゴム管の反力で、不完全な接続状態のまま保持され、ガスが漏れてしまうおそれがあります。きちんと接続がされているかをしっかり確認をしてください。
必要な場合には適切な接続具の使用や設置状態の変更をしてください。
【不完全な接続】
置台からガス栓までの距離が短く、ガス用ゴム管が湾曲しているため、ガス栓側に反力がかかり、ソケットが外れても不完全な接続状態で保持されている。
【接続部を変更】
ゴム管用ソケットをS型からL型に変更してください。
【不完全な接続】
ガスコンロの設置位置やガス用ゴム管の長さの関係で、ゴム管用ソケットがガス栓側に強く押し込まれ、ソケットが外れても不完全な接続状態で保持されている。
【設置状態を変更】
ゴム管用ソケットが、ガス栓側に強く押し込まれたり、引っ張られたりされないように、ガス用ゴム管の長さやガスコンロの設置位置を変更してください。
ガス栓の先に障害物のある時は、L型ソケット(ガスコードの場合はL型またはSL兼用型(自在型))を使用してください。
ガス接続具(ガスコード・ガス用ゴム管)に無理な力がかかると接続が不完全になったり、ガス接続具(ガスコード・ガス用ゴム管)にひびが入ったりしてガスもれの原因となります。
ガス栓にガス栓用プラグを接続する際は、ガス栓のホースエンドの赤線がかくれるまで十分に差し込んでから、しっかりと固定してください。
接続不十分によるガスもれ・火災が発生しています。
ガス機器にガス機器用スリムプラグを接続する際は、ガス機器のホースエンドの赤線がかくれるまで十分に差し込んでから、しっかりと固定してください。
接続不十分によるガスもれ・火災が発生しています。
ガス機器の収納時・移動時は、ガスコード・ガス用ゴム管も一緒にガス栓部から取り外してください。
ガスコード・ガス用ゴム管だけをガス栓に取り付けたままにしないでください。
使用していないガスコードの両端の接続部にはキャップをしてください。
接続部に傷がついたり異物が付着すると、次に使用する際にガスもれ、火災等の原因になります。
・ガスコード・ガス用ゴム管は樹脂とゴムの複合製品であり時間とともに劣化します。
・ひび割れて固くなってきたガス用ゴム管は新しいものにお取り替えください。
・外観上異常がなくても機器を取り替える際、または7年程度を目安に新しいものと取り替えてください。
ガスコード・ガス用ゴム管の長さが長過ぎて、機器の下を通したり機器に触れたりする場合は、適切な長さのものに取り替えてください。
高温部に触れたり、突起部に引っかかるとガスもれの原因となります。
・炎が直接触れる可能性があるところ、火元に近い場所等高温になる可能性のあるところでは絶対使用しないでください。
・ゴム管の継ぎたしや二又分岐はしないでください。ガスもれの原因になります。
・ガスコードのソケット部には絶対に衝撃を与えないでください。ソケットは樹脂製です。落下等の衝撃で割れが発生するとガスもれにつながります。
・油脂、溶剤等が付着する恐れがある場所で使用しないでください。製品の劣化を早め、ガスもれの原因になります。
・お手入れ時に洗剤は使用しないでください。汚れのひどい時は、布などで表面をふいてください。
古いガス接続具(ゴム管止めタイプ)を使用している場合、ゴム部分が劣化(硬化)して割れたりしガス漏れなどの事故が発生する危険性があります。
古いガス接続具は定期的に新しいガス接続具へ交換してください。
外観上異常がなくても機器を取り替える際、または7年程度を目安に新しいものと取り替えてください。
ガス機器を交換する時は、ガス用ゴム管・ガスコード・ガス接続具も一緒にお取り替えください。
正しいガス栓との接続を確認したら、ガスコンロやファンヒーターなど接続先の機器も正しく安全に使ってください。
動画や冊子のご紹介
正しく接続していないとガスもれの原因にも。正しいつなぎ方・使い方についてご説明。
調理器具、暖房機器、ガス栓・接続具等、安全な使い方をQ&A形式でご紹介。
もしも異常を感じたら
もしも異常を感じたら、ご使用を中止して取扱説明書をお読みいただき、正しい使い方をご確認ください。
修理や点検が必要な場合は、ご連絡ください。